バセドウ病の特徴と東京での専門医の探し方

ここでは、甲状腺機能亢進症を引き起こす病気の代表格であるバセドウ病について解説します。また、東京での専門医の探しかたについてもご説明します。バセドウ病という名は、この病気を研究して発表したドイツ人の医師の名前から名付けられました。国によってはイギリス人の医師の名をとってグレーブス病と呼ばれている場合もあります。バセドウ病は自己免疫疾患のひとつで、甲状腺ホルモンを過剰に作り出してしまうという特徴があります。簡単に、自己免疫疾患についてもご説明します。人間の体には、体をウイルスなどの外敵から守るための抗体を作る仕組み、いわゆる免疫という仕組みがあります。自己免疫疾患とは、この仕組みに何らかのエラーが生じ、自分自身の正常な細胞や組織に過剰反応して攻撃してしまうことによって発症するものです。

バセドウ病の特徴とその症状について

バセドウ病の場合、甲状腺を自己抗体と呼ばれる抗体が攻撃することで、甲状腺ホルモンが過剰に生成されてしまいます。発症の原因は明らかになっていません。代表的な症状は、眼球突出、甲状腺腫、頻脈です。その他にも、甲状腺関連眼症、心臓病、甲状腺クリーゼ、甲状腺中毒性周期性四肢麻痺、高血糖、骨粗鬆症、爪の変形などがあります。症状には個人差がありますが、若年層では甲状腺の腫れや食欲亢進による体重増加、高齢者では食欲低下と体重減少が多く見られます。男性よりも女性のほうが発症しやすい病気であり、男性罹患者1人に対し女性の罹患者は5人から6人といわれています。しかし、甲状腺の病気の中では男性の罹患率が比較的高めです。発症年齢は20代から50代が多く、中でも30代から40代の発症が多くなっています。治療には長期にわたる通院が必要になるため、東京にお住まいであれば、東京の専門医を探す必要があります。

バセドウ病の治療と専門医の探し方

バセドウ病の治療は、抗甲状腺薬の服薬治療から開始することがほとんどです。病状や年齢、社会的な状況などを鑑みて、手術療法やアイソトープ治療といった方法を検討します。服薬治療の場合、最短でも2年の治療期間が必要です。服薬中は、かゆみや発疹、肝機能異常や無顆粒球症といった副作用が起こる可能性があります。副作用の確認や適切な治療のためには、定期的な通院と甲状腺ホルモンの確認が必要となります。治療は専門病院か甲状腺内科、内分泌内科などで受けることができます。甲状腺に関する学会では専門医の認定制度を設けており、認定専門医として認定された医師の一覧を学会ホームページで閲覧することが可能です。都道府県別に見ることができるので、簡単に東京都の専門医を探すことができます。医師の勤務先の所在地も記載されているので、自宅近くや交通の便が良いところなど、なるべく通いやすい場所にある病院を選びましょう。